Press Releases
最新情報

ニュース&プレスリリース


ESP Line Number 2 from Primetals Technologies in Operation at Rizhao Steel

ロンドン2016年4月 21日

Primetals Technologies、中国・日照へエンドレス圧延設 備を 3 プラント納入

  • 第1プラントは 20 ヵ月で稼働を開始
  • 第 3 プラントは 15 ヵ月で稼働を開始し、22 ヵ月で最終検収書を受領
  • 現在は主に板厚 0.8 mm の熱延鋼板を生産

 

Primetals Technologies は中国の鉄鋼メーカーである日照鋼鉄集団有限公司(日照)より発注された Arvedi ESP(エンドレス圧延設備)5プラントのうち 3 プラントについて最終検収書(FAC)を受領し ました。厳しい日程にも関わらず全工程を期限どおりに無事完了し、第 1 及び第 2 プラントは 1 月に、 第 3 プラントは 4 月 1 日に最終検収書を受領。2013 年受注の最初の 2 プラントは、それぞれ 20 ヵ月、 22 ヵ月で、2014 年受注の第 3 プラントは 15 ヵ月で稼働を開始しました。最大幅 1,600 mm、最小厚 0.8 mm の高級極薄熱延鋼板を年間で計 765 万トン生産する本設備は、炭素鋼、高強度低合金グレード 鋼、二相鋼が生産可能で、板厚 0.8 mm から 6 mm の製造範囲のうち、現在は板厚 0.8 mm の熱延鋼板 の生産が中心で、1 mm 以下の鋼板が 50%以上を占めています。

 

同社は、本エンドレス圧延設備の導入により、国内外で有望な高級極薄板製品市場への展開が可能とな りました。また、本プラントは全長わずか 180 メートルと従来の鋳造・圧延設備より相当コンパクトで、 エネルギー消費量も最大 45%削減、CO2 排出量も大幅に抑制されます。

 

当社は、エンドレス圧延設備のエンジニアリングを担当し、機械設備と関連付帯設備、電気制御システ ムを納入。ライン全体は、基本オートメーション(レベル 1)およびプロセスオートメーション(レベ ル 2)で統合制御され、鋳造プロセスと圧延プロセスの相互調整が可能となりました。本プロジェクト には、オペレータのトレーニング及び立上げサポートの総合的パッケージが含まれており、イタリア・ クレモナの Acciaieria Arvedi SpA(アッチェイエリーエ アルヴェディ)社保有のエンドレス圧延設備 で日照側スタッフに技術教育及び実践トレーニングを提供するとともに、新設プラントの立上げと運転 を同社のスペシャリストがサポートしました。

 

中国・日照鋼鉄で稼働開始した Primetals Technologies のエンドレス圧延設備第 2 プラント。

 

原文プレスリリース及び資料は、以下の URL よりご覧になれます。 www.primetals.com/press/

 

報道関係お問い合わせ先:
Primetals Technologies Japan 株式会社 総務部
〒108-0014 東京都港区芝五丁目 34 番 6 号 新田町ビル 9 階
TEL(03) 5765-5231

 

Primetals Technologies 公式ツイッター: twitter.com/primetals

 

Primetals Technologies, Limited は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業にとって、エンジニアリングやプラント建設全般の、世界的 リーダーかつライフサイクル・パートナーです。当社は電機、オートメーション及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービス の一式を提供します。鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野部門にも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重 工グループで、株式会社日立製作所、並びに株式会社 IHI が資本参加している三菱日立製鉄機械と、シーメンス・グループのシーメンス VAI メ タルズテクノロジーズ社の統合により発足しました。出資比率は三菱日立製鉄機械が 51%、シーメンスが 49%です。発足時の従業員数は全世 界で約 9,000 人。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト:www.primetals.com