エネルギー効率

エネルギー効率 — 効率向上 - コスト削減

プライメタルズテクノロジーズ は、製鋼のエネルギー効率をできるかぎり高めるため、先進的なテクノロジー、サービス、オートメーションソリューション、プラントのアップグレードおよび近代化パッケージまで幅広く提供します。当社は、お客様のプラントの利点を最大限引き出すために、エネルギーチェック、フィージビリティスタディ、個別プラントに適した改善という3つのステップを通じて、エネルギー効率の強化を追求します。

選択式排ガス再循環 (SWGR) – 焼結プラントのエネルギー効率向上

プライメタルズテクノロジーズでは、選択式排ガス再循環 (SWGR) システムを開発・供給し、焼結生産による環境へのガス排出量の削減に当たってきました。SWGR システムにより、焼結機の選択造粒ゾーンの排ガスをホットクーラー排気と混合し、続いて焼結ストランドに再循環します。その結果、配管端部のガス清浄装置への排ガス量が最大 50% まで大幅に削減されます。
 

焼結冷却器排熱回収 – 焼結排エネルギーの利益への変換

焼結炉から焼結冷却器に排出される焼結の顕熱は、プロセスの熱エネルギー入力総量のほとんど半分に相当します。プライメタルズテクノロジーズでは、焼結冷却器の温排気を利用して水蒸気を生成し、この顕熱エネルギーを効率的に回収するソリューションを開発しました。この特殊排気再循環コンセプトにより、プラントの効率が上がり、地域の排出基準に確実に適合できます。
 

炉頂ガス回収タービン (TRT) – 排ガスを利益に変換

高炉プロセスは、一貫製鉄プラントでは総エネルギーの 75% 以上を消費します。炉頂ガス回収タービン(TRT) は、低圧クリーンガスへの拡張を制御することで、高炉の炉頂ガスの圧力エネルギーを回収します。この排出圧力から、エネルギーを追加投入あるいはCO2を生じることなく、電気エネルギーとして回収することができます。
 

熱回収による乾式スラグ造粒ー高炉スラグの熱エネルギー利用

プライメタルズテクノロジーズ、Voestalpine Stahl、FEhS – Building Materials Institute およびレオーベン大学は共同の研究開発プログラムを通じ、空冷式溶解スラグを使用した、新しい乾式造粒テクノロジーを開発し、喪失した熱エネルギーの回収を可能にしました。このプロセスによるスラグ造粒は、セメント業界で使用する湿式造粒スラグと同じ基準に対応しています。

 

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ガス回収

LD転炉 (BOF) ガス回収は、 LD (BOF) の1次排ガス処理として完全に統合された経済的ソリューションです。LD (BOF) ガス回収の主装置は、ガスホルダー、圧力ブースターと分配ネットワークです。効率の高さに加えて、安全性の高い運転が重要です。
 

冷却スタック - 高効率エネルギー回収

転炉の排ガス冷却は、ダスト粒子摩擦で生じる高負荷と高温がバッチプロセスとして繰返し行われるという厳しい運転状態に起因する、非常に大きな課題があります。 プライメタルズテクノロジーズは、最新かつ実証された設計および材料を用い、プロセス状態の先進的なダイナミックシミュレーションを活用することで、プラントの高い可用性と最適なパフォーマンスを実現します。
 

電気炉のエネルギー回収 - 高効率の廃熱回収

ほとんどの電気炉の排ガスシステムは熱エネルギー的に最適化されていないため、電気炉に当てられるエネルギーのほとんど 30% しか活用されません。プライメタルズテクノロジーズ は、電気炉を保有するお客様に高効率エネルギー回収システムを提供します。この統合的なアプローチは、モジュラー型除塵システムの設置をベースとしています。基本的には、熱ガスラインまたは強制ドラフト冷却器、あるいは両方について、適切なエネルギー回収システムにより、熱回収することができます。
 

AOD 排熱回収 - 高効率エネルギー回収ソリューション

2段階のソリューションによる排熱利用で、お客様の排熱回収が最適化できます。それぞれの要件によって異なりますが、 AOD排熱回収システムとして、温水または水蒸気冷却装置を一次冷却装置として利用できます。また、二次冷却装置は、排熱ボイラーまたは熱交換器で代用できます。

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参照例: LD転炉 (BOF) の高効率で安全なガス回収

顧客
TATA Steel Port Talbot

プラントのタイプ
LD (BOF) 向けガス回収システム

ソリューション
これまでTATA Steel タルボット (前 CORUS) の製鋼工場には、圧縮燃焼1次除塵システムが装備されていましたが、ガス回収システムの機能はありませんでした。TATA タルボットとの協働により、当社は、ヨーロッパの最高安全基準にしたがって、また現行の工場運転への影響が最小になるように、プラントを開発しました。