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連続焼鈍ライン

連続焼鈍ライン — 厳しい製品要件に対応する未来志向ソリューション

先進の焼鈍ラインは、高級鋼板の製造に不可欠な製品の冶金的特性を高速かつ正確に制御します。

プライメタルズテクノロジーズの連続焼鈍ラインは、多様な鋼種およびサイズを高速で生産できる柔軟なマルチゾーン炉が特長です。ライン設備には、完全自動コイル搬送、高効率鋼板洗浄装置、スキンパスミル、サイドトリマー、最新のラインドライブ、自動制御装置を装備しています。

連続焼鈍ライン

連続焼鈍ラインは、焼鈍が非常に難しい鋼種の鋼板を最高品質で大規模に生産する独自のソリューションです。当社は炉、ライン設備および自動制御装置向けに最適なテクノロジーを提供し、幅広いプロセス知識を活かし、お客様の期待に応えます。これらのソリューションは信頼性が高く、運転とメンテナンスコストの両面で最適化します。

主な利点

  • 数多くの採用例と長年の実績
  • 世界水準の専門知識
  • 機械、炉、自動制御に対する社内技術力、および自社製メカトロニクスマシン

 

炉と冷却設備

  • 業界最先端鋼種生産に柔軟に対応
  • 最新サーマルモデルによる正確な温度制御が可能な高効率ラジアントチューブ炉
  • 横方向の磁束誘導システムがより高温の熱サイクルを可能とし、輻射管炉の負荷を軽減、移行制御を容易に
  • Tノズルプレナム(特許出願中)による120℃/秒/mmの高水素急速冷却(特許取得済)で板幅方向に均一な温度プロファイルを実現

 

連続焼鈍ライン用メカトロニクスマシン

プライメタルズテクノロジーズの工場で設計、組み立て、テストを行った自社製メカトロニクスマシンです。

  • スキンパスミル(4Hiまたは6Hi)、テンションレベラー(世界中で400台以上の納入実績)
  • PropertyMon、インライン機械特性測定システム
  • ターレット型サイドトリマー(フライング幅調整機能付き)、EdgeMon®(エッジモニタリング装置)、スクラップチョッパー

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連続焼鈍ラインの完全な自動化とプロセス制御

プラント生産性および製品の品質は、プラントオートメーション、プロセス制御および利用可能なプロセス最適化機能により大きく異なります。Primetals Technologies は、ライン全体での最終的プロセス条件と鋼片品質を保ち、過去10年以内に、世界で41の CAL 向けに EA ソリューションの提供に成功。  

スループットの最適化

  • 柔軟なコイルスケジューリングとコイル分割機能
  • インテリジェントルーパー充填戦略
  • 裁断プログラムの最適化
  • 速度最適化システム

インラインプロセス品質保険

  • 予防欠陥検証戦略による鋼片欠陥フォローアップ
  • 透明洗浄プロセス監視および制御
  • 裁断荷重による安定したプロセステンション制御
  • 高精度凹凸および伸長制御
  • 閉ループ平坦さ制御
  • 自動コイルテンション配分

最終製品の品質の認定 

  • プロセスデータ記録
  • 製品分類レポート

生産およびプラント条件監視 

  • プロセス設備条件監視 
  • ブライドルスリップ検出および予防制御
  • 高精度フライングシャー制御
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TECHNOLOGY AND MODERNIZATION PACKAGES

Get striking results with incremental investments

名前簡単な説明
Flying Width Changing (FWC) side trimmer Innovative solution for efficient and accurate side trimming
EdgeMon Inspection of side-trimmed strip edge surface for steel pickling and processing lines and aluminum rolling
PropertyMon Inline measurement of steel strip properties

参照例: 優れたテクノロジーで自動車輸出マーケットおよび高品質な家電機器に対応

顧客
Tosyali Toyo Steel Co. Inc., Istanbul

プラントタイプ
連続焼鈍ライン

技術データ
年間生産量: 240,000 トン
鋼板厚さ: 0.16 ~ 0.8 mm
出口鋼板幅: 700 ~ 1270 mm
出口速度 (最大): 500 m/分

当社ソリューション
縦型焼鈍炉は、予熱部(PHS)、加熱部(HS)、浸潤部 (SS)、 第一冷却部(1CS)、第二冷却部(2CS) および第三冷却部(3CS)で構成されますが、そのすべてが プライメタルズテクノロジーズが開発したものです。焼鈍炉は、T1 から T5 の生産を柔軟に行うことを目的としています。コンパクトタイプのテンションレベラーは、鋼材の形状矯正のズレを修正するため、洗浄セクション後に設置され、ラインが最高速度である毎分500 mで稼働しているときでも、炉内で円滑に確実に生産ができるようにします。

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