プライメタルズ テクノロジーズは、SAIL IISCO向けにペレタイジングプラント、レードル炉3基、RH脱ガス装置2基を供給(契約締結時の両社代表)

2026年3月04日

SAIL IISCO向け製鋼工場新設工事を受注

プレスリリース

ペレタイジング

Secondary Metallurgy

  • 年産420万トンのペレタイジングプラント、165トンレードル炉3基、165トンRH脱ガス装置2基を供給
  • 高級熱延コイル(HRC)および石油・ガス産業向けAPI鋼の生産に注力

プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、インドの大手鉄鋼メーカーであるSteel Authority of India Limited(SAIL)向け製鋼工場新設工事を受注しました。本工事はバーンプルに位置するIISCO製鉄所を拡張するもので、既設製鉄所外に工場をゼロから建設するグリーンフィールド型で進められます。プライメタルズ テクノロジーズは年産420万トンのペレタイジングプラント、165トンレードル炉3基、165トンRH脱ガス装置2基を新たに納入します。これにより、IISCO製鉄所の製鋼能力は大幅に増強され、高級熱延コイル(HRC)および石油・ガス産業向けAPI鋼の生産が可能になります。

ペレタイジングプラント新設

SAILが自社のペレタイジングプラントを建設・運営するのは今回が初めてであり、これまでのBOO方式からの転換となります。

本ペレタイジングプラントは、実績ある信頼性の高いストレートグレート方式(576平方メートル)を採用し、年産能力は420万トンとなります。プライメタルズ テクノロジーズは、焼成エリア全体、ペレタイジングディスク、モーターおよび駆動装置など、主要設備を供給します。

また、プライメタルズ テクノロジーズの高度なデジタル化ソリューションを統合した設計となっています。スマートセンサーと予測制御モデルを組み合わせることで、プロセス状態の連続監視と生産性能の透明性の高い評価を実現します。これらのデータおよび予測結果に基づき、プロセス最適化システムが、目標とする塩基度および品質を達成する最適な原料配合の計算といった重要な工程を担うほか、予防保全計画の立案など、上位レベルの機能も支援します。

本プロジェクトでは、プライメタルズ テクノロジーズにおけるペレタイジング分野の中核拠点であるオーストリアオフィスが、設計、エンジニアリング、主要コンポーネントの調達供給を担当します。受注の決め手となったのは、現地での製造および設備調達を優先的に進めたことです。コンソーシアムリーダーを務める当社のインド現地法人は、エンジニアリング、設備供給、全体プロジェクト調整を担当します。コンソーシアムパートナーのロイズ エンジニアリング(Lloyds Engineering)は、鉄鉱石粉砕・濾過設備およびフラックス粉砕設備の現地供給を行います。

包括的な二次精錬設備

プライメタルズ テクノロジーズが供給するレードル炉3基とRH脱ガス装置2基は、精錬プロセスを強化し、鋼材製品の品質向上につなげます。これら二次精錬設備は、化学成分および温度の精密制御が可能であり、後続の鋳造工程向けの溶鋼加熱にも使用されます。

二次精錬設備についても、プライメタルズ テクノロジーズは内部での密接な連携を行います。二次精錬の中核拠点であるドイツ、レーゲルスハーシュトオフィスが、RH脱ガス装置の設計、基本エンジニアリング、主要コンポーネント供給を担当します。インド現地法人はコンソーシアムリーダーとして、RH脱ガス装置の詳細設計と残りの設備部品供給に加え、レードル炉の基本および詳細設計と全設備機器供給、プロジェクト全体調整を行います。

RH脱ガス装置は、蒸気式真空ポンプ、フェロアロイおよびマイクロアロイ投入システムを備えたシングルRHステーション2基で構成されます。主な特徴として、モノブロックRH容器、プライメタルズ テクノロジーズ独自の炉体・レードル(CVL)一体型昇降システムの他、複合酸素吹錬(COB)ランスシステム、レベル2 RHプロセス最適化システムを搭載しています。

レードル炉はオフライン2基、オンライン1基で構成され、台車、フェロアロイおよびフラックス添加システム、副排ガス処理システム、ワイヤ添加システム、電極接続ステーションなどを備えます。また、3点式油圧ルーフリフティングシステム、底吹き攪拌、上吹き攪拌ランス、アーク加熱装置(HT変圧器・遮断器を含む)、プライメタルズ テクノロジーズ独自の電極制御システム、さらに、レベル2 LFプロセス最適化システムを搭載しています。

インドを代表する鉄鋼メーカー

SAILはインド最大級の鉄鋼メーカーであり、主に、原料供給源に近い位置であるインド東部と中部において一貫工場5カ所と特殊鋼工場3カ所で操業しています。バーンプルにあるIISCO製鉄所の生産能力は2029年の拡張完了後、年710万トンに達する予定です。

IISCO製鉄所は1918年にIndian Iron & Steel Company(IISCO Ltd)として設立され、インド鉄鋼業において長い歴史を重ねています。2006年にSAILへ統合され、インド鉄鋼業再編の重要な転換点となりました。

プライメタルズ テクノロジーズは、SAIL IISCO向けにペレタイジングプラント、レードル炉3基、RH脱ガス装置2基を供給(契約締結時の両社代表)

プライメタルズ テクノロジーズは、SAIL IISCO向けにペレタイジングプラント、レードル炉3基、RH脱ガス装置2基を供給(契約締結時の両社代表)

プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.

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