堅牢なモールド設計で信頼性と安全性の向上
省メンテナンスとなる鋳型オシレータで信頼性向上
各種システムによる品質の改善
消費エネルギーとランニングコストを節減
Primetals Technologies により近代化されたドイツの製鉄メーカーArcelorMittal Bremen GmbH (アルセロールミッタル・ブレーメン社)向け連続スラブ鋳造機の第 2 ストランドが操業を開始しま した。近代化工事では、2 ストランド方式鋳造機の溶鋼注入口に装備される新型モールド、さらに DynaWidth* 1と DynaFlex* 2の各システムが投入されます。本プロジェクトでは、プラントの稼働率と 信頼性の向上、製品品質の一層の改善を目的とし、第 1 ストランドの近代化は 2014 年 10 月に完了。 2 ストランド合計で年間約 600 メガワット時の電力の節減が可能となりました。
アルセロールミッタル・ブレーメンは鋼板メーカーとして、高炉及び転炉からの一貫工程で、主に 自動車産業および建設業向けに高品質鋼を生産しています。同社は、この 2 ストランド方式連続鋳造 機で最大幅 2,670 ミリメートルのスラブを年間約 400 万トン生産。 鋳造機は当時の VOEST-ALPINE Industrieanlagenbau(VAI:Primetals Technologies の前身)によって 1973 年に建設され、その後、1991 年に改修、さらに 2005 年に近代化されました。
Primetals Technologies は、交換容易な銅板を組み込み、コンパクトかつ堅牢なカセットタイプの SmartMold* 3を供給し、鋳造機の稼働率と信頼性をアルセロールミッタル・ブレーメンの要求レベル まで向上させました。DynaWidth システムは、最大速度で稼働中に、スラブ幅を動的かつ正確に設定 します。DynaFlex 鋳型オシレータは特定の運転条件に合致するように振動パラメータを調整します。この新装置は、2 基のストランドの既存構造体が改造不要な設計で、これにより建設コストが削減さ れただけでなく、据え付けに要するダウンタイムも短縮されました。
Primetals Technologies により近代化されたドイツアルセロールミッタル・ブレーメン の 2 ストランド方式連続スラブ鋳造機(著作権:ArcelorMittal Bremen GmbH)
*1 DynaWidth:Primetals Technologies が供給する、動的に鋳片の幅を調整するシステム。
機械のバックラッシュと隙間を低減することにより、システムの精度を上げ、
メンテナンスコストを削減する。
*2 DynaFlex(DynaFlex 鋳型オシレータ):鋳型を微妙に振動させることにより、連続鋳造中に
移動する鋳片と鋳型との間に生じる摩擦を軽減し、半製品であるスラブ等の表
面品質を向上させる発振器。
*3 Smart Mold:連鋳機の溶鋼注入口のモールド鋳型をカセット方式として交換を容易にしたもの。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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