- 電気炉製鋼向け革新的電源ソリューションの初導入事例
- 溶解試験を予定通りに完了
- コンテナ式設計により、限られたスペースにも設置可能
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、ドイツ、ジーゲンのBGH エデルシュタール(BGH Edelstahl)の電気アーク炉(EAF)に導入した最先端電源ソリューションActive Power Feederの初回溶解試験を予定通り完了し、炉の運転の安定化を実証しました。
Active Power Feeder は、持続可能な電気炉製鋼を大きく前進させるソリューションです。当社が開発した革新的な電力制御システムに、やはり当社が特許を保有し、実績ある中圧モジュラーマルチレベルコンバーター(MMC)を組み合わせています。
通電時間の短縮
Active Power Feeder は、従来技術と比較してエネルギー消費を削減し、さらにフリッカーを大幅に低減します。また、自励式静止型無効電力補償装置(STATCOM)技術と比較しても、通電時間が短縮されます。
Active Power Feederを採用した電力供給システムは、地域の電力会社の要件を満たす高い電力品質を維持すると同時に、電気損失の低減と炉の高い運転効率を実現します。
限られたスペースにも設置可能
プライメタルズ テクノロジーズは、コンテナ式設計とすることで、Active Power Feeder をBGHの既設EAFシステムに円滑に組み込みました。本システムは炉から約200メートル離れた建屋の屋上に設置されており、設置における高い柔軟性を示しています。試験設備で事前に十分な検証を行ったことで、据付と調整作業が順調に進みました。このソリューションは、限られたスペースであっても既設・新設を問わず容易に導入が可能です。
BGH向け Active Power Feeder は、2基のMMCを並列構成で備えています。2基目のMMCは2025年12月に設置され、2026年1月に試運転を開始しました。両基とも2026年半ばまでにフルパワーでの並列運転を開始する予定です。
CO₂削減に向けた高い目標BGHは、高品質ステンレス鋼および特殊合金を生産する特殊鋼メーカーです。少量多品目のオーダーにも対応し、高い品質要求と納期条件に応えています。2021年を基準として2030年までにScope 1およびScope 2のCO₂排出量を42%削減し、同期間中にScope 3排出量も25%削減するという目標を掲げています。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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