- Meros は 43 万 m3 /h の焼結排ガスを処理し、排出粉塵レベルを 5 mg/m3まで低減
- インドでは初となる Meros の導入
- 脱硫、脱硝、脱有機物および重金属除去システムを将来的に設置可能
- 排ガス再循環(WGR)システムにより、最大 50%の焼結排ガスを再循環
- コークス消費量を約 7%削減、浄化対象の排ガス量を最大 50%削減
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、インドの鉄鋼メーカーである JSW スチ ール社(JSW Steel)から、インド・カルナータカ州のヴィジャヤナガル製鉄所向けに既設第 4 焼結プ ラント(焼結処理容量 224 m2)用として排ガス再循環 (WGR) システムを含む排ガス浄化システム Meros (Maximized Emission Reduction Of Sintering) 1 基を受注しました。この Meros は、焼結プラント用の特別なバグフィルターを組み込んだ乾式ガス浄化システムとして設計 されており、インドでは初の導入となります。Meros の焼結排ガス処理能力は最大 43 万 m3 /h で、排出 粉塵量を 5 mg/m3まで大幅に低減します。将来的には、脱硫、脱硝、脱有機物および重金属除去システ ムの設置も可能です。焼結プラントに WGR システムを設置することによって最大 50%の排ガスが焼結 工程で再循環され、約 7%のコークス消費量の削減と、浄化対象の排ガスの最大 50%削減が実現可能と なります。この Meros プラントは、2019 年第 1 四半期に稼働開始の予定で、当社は、主要機器のエン ジニアリングと納入、WGR および Meros の統合システムのオートメーション、試運転の監督を担当し ます。
今回 JSW スチール社向けに受注した Meros は、日本の JFE スチール社およびトルコのカルデミール社 向けの直近の受注に続くもので、2019 年後半までに連続納入されることとなります。
Meros の高度な排ガス処理工程では、活性炭に加えて消石灰や重炭酸ナトリウムなど、吸着剤や脱硫剤 を排ガスの気流に注入して微細に分散させますが、この処理により重金属、有害かつ危険な有機成分、 二酸化硫黄ガスや他の酸性ガスが効果的に吸着・結合されます。粉塵の粒子は特別に開発された省エネ バグフィルターに堆積しますが、この大部分を排ガスの気流に再循環させることにより、未使用の添加 剤が排ガスと再度接触してほぼ全てが利用され、ガス浄化処理の効率とコストパフォーマンスがさらに 最適化されます。二酸化硫黄ガスの除去に消石灰の代わりに重炭酸ナトリウムを使用する場合には、コ ンディショニング反応器も不要となり、排出される残留物も大幅に低減します。プロセスオートメーシ ョンシステムは、排ガスの量や組成に大きな変動がある場合でも安定した作動を保証し、常に排出制限 に適合することができます。
JSW グループは、O.P.Jindal グループの傘下で、インド、米国、南米、アフリカに拠点を持つ数十億ド ル規模の複合企業です。同グループは 4 万人を超える多様な人材を擁し、鉄鋼、エネルギー、インフラ、 セメント、ベンチャー、スポーツの主要経済部門にわたって著しい業績をあげています。JSW グループ の主要企業であるインドの JSW スチール社は、鉄鋼年産能力 1,800 万トンの大手一貫製鉄メーカーで、 今後 10 年で年間生産量を 4 千万トンに拡大する計画です。同社は、熱延鋼板、冷延鋼板、無塗装およ び塗装亜鉛めっき鋼板、ガルバリウム(Galvalume)鋼板、熱処理加工鉄筋、線材、特殊鋼を含む幅広 い鉄鋼製品を供給しています。
MEROS はプライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)の登録商標です。
GALVALUME は、BIEC International Inc.およびそのライセンシーの登録商標です。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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