- 作業の安全性を向上する鋳造用ロボットシステム「リキロボ(LiquiRob)」を納入
- 本「リキロボ(LiquiRob)」 はレードル炉のランシング作業を自動で実施
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies, Limited)がドイツのドイツ・エデルシュタ ールヴェルケ社(Deutsche Edelstahlwerke GmbH:DEW、ドイツ・エデル製鉄所の意)のジーゲン製 鉄所に納入した鋳造用ロボットシステム「リキロボ(LiquiRob)」が稼働を開始しました。本システム は、ビレット連続鋳造機の上部にある鋳込み用プラットフォーム上に 2016 年秋に設置され、鋳造機に 流し込む溶鋼を精錬するレードル炉のランシング(酸素などのガス吹込みによる溶鋼の精錬及び測定) を自動で行っています。
ドイツ・エデルシュタールヴェルケ社はシュモルツ+ビッケンバッハ(Schmolz + Bickenbach)グルー プの中核となる製鉄会社として、ステンレス鋼の長尺製品で世界をリードしており、ドイツのヴィッテ ン、ジーゲン、クレーフェルト、ハーゲン、ハッティンゲンの各製鉄所で約 4,000 名の従業員を擁して、 年間約 100 万トンのステンレス鋼を生産・加工しています。ドイツ中西部のノルトライン・ヴェストフ ァーレン州ジーゲン市にあるジーゲン製鉄所では、電極式電気炉で溶鋼を生産し、6 ストランド(条) 方式連続鋳造機で、断面 138 mm 角から 265 mm 角の方形ビレットに鋳造加工しています。
ランシング作業はこれまでオペレータにより手動で行われており、溶鋼が時に制御困難な状態になる場 合があることから危険を伴っていましたが、このロボットシステムの使用により、オペレータが危険な 場所で作業する必要がなくなり安全性が大きく改善しました。さらに、大型で効率的なランス(パイプ 状の装置)を使用することも可能となり、ランシングの初回成功率が大幅に向上しました。
プライメタルズ テクノロジーズは、作業の安全性向上とともに、鉄鋼生産の過酷な測定環境下での測定 品質の確保のため、このリキロボシステムを開発しました。現在、世界各国の連続鋳造プラントで 6 台 のロボットシステムが稼働しているほか、電極式電気炉および転炉でも各 1 台が稼働中です。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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