- 40年にわたる電気アーク炉の技術と実績を基にEAF UltimateとEAF Quantumの強みを融合
- 高い柔軟性を備え、グリーンフィールド案件に最適
- 高い生産性を維持しつつCAPEXを低減
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、電気製鋼分野における新技術である新型電気アーク炉EAF Ultimate MOVEを発表しました。本設備は、電気製鋼への移行期にある新設設備において、特にCAPEXを重視する案件に対応するソリューションです。
高いコスト効率と生産性
EAF Ultimate MOVEは、出鋼間隔の大幅な短縮とコンパクトなレイアウトを実現します。これに加え、メンテナンスの必要性が低減され、また、設備全体としてCAPEXを低減します。
本技術によりプライメタルズ テクノロジーズの電気製鋼ポートフォリオが強化され、また、各EAFの特長が明確となるため、目的に適したEAFの選定が可能となります。最大限の柔軟性を確保し、製品品質や原料配合に一切の妥協をしない操業には、EAF Ultimate MOVEが最適です。既設設備の更新には、実績あるEAF Ultimateに電力系統への親和性が高いActive Power Feederおよび高度なオートメーション技術の組み合わせが適しています。EAF Quantumは、スクラップ主体の原料配合において、スクラップおよびホットブリケットアイアン(HBI)の予熱を活用し、極めて低いエネルギー消費を重視する操業に最適な選択肢です。
プライメタルズ テクノロジーズ Head of Electric SteelmakingであるHans-Joerg Krassnig氏は、次のように述べています。「プライメタルズ テクノロジーズは、実績あるEAF技術の優れた特長を融合し、次のレベルへと進化させています。最新技術であるEAF Ultimate MOVEは、高炉溶銑を含むあらゆる原料を、任意の組み合わせで処理することが可能です。本設備がEAF QuantumおよびEAF Ultimateに加わったことで当社のEAFポートフォリオが完成形となりました。」
生産性と柔軟性の向上
EAF Ultimate MOVE では、EAF Quantum で実績のある、炉体を出鋼ヤード側へ移動・交換する革新的なプロセスを採用しています。このため、レイアウト占有面積の削減、メンテナンス作業の簡素化、さらにはクレーン、クレーンレール支持構造物、建屋高さ要件といった補機・建屋関連設備の CAPEX 低減など、複数の利点が得られます。これは、炉体を支持・移送する可動式サポートフレームと、適切な油圧式傾動システムによって実現されています。
さらに、EAF Ultimate MOVEは、シングルバケット操業、シングルポイントルーフ旋回ならびにスラグフリー出鋼のFASTシステム(Furnace Advanced Slag-Free Tapping)を採用し、生産性、品質、柔軟性を一段と高めています。このシステムは、通電状態のまま出鋼および出鋼口の充填を可能にし、出鋼間隔を大幅に短縮します。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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