- 韓国・唐津の現代製鉄向けTrimRobの据付および試運転を完了
- TrimRobは現代製鉄唐津の線材生産ラインにおけるコイルトリミングおよびサンプリング作業を自動化
- 反復作業を削減し、危険かつ過酷な作業環境から作業員を分離することで安全性を向上
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、韓国・唐津にある現代製鉄(Hyundai Steel)の線材ミル向けに導入した、世界初の鋳造工程向けロボット式コイルトリミング・サンプリングシステムTrimRobの据付および試運転を完了し、最終検収証(FAC)を受領しました。本システムの現代製鉄唐津工場への導入は、プライメタルズ テクノロジーズと、ロボットソリューション分野のグローバルリーダーであるポリテック(Polytec)との協業により実現しました。
プライメタルズ テクノロジーズUSAのHead of ProcessであるRavindra Goyal氏は次のように述べています。
「鉄鋼業界においてロボット活用は極めて重要です。TrimRobの導入により、現代製鉄は反復作業による身体的負担や負傷(RSI)リスクを大幅に低減し、作業員をより付加価値の高い業務へ配置できるようになりました。」
安全性と生産性を向上
従来のコイルトリミングおよびサンプリングでは、各シフトに2~4名の作業員が手動切断機を使用し、すべてのコイルの先端および尾端を精密にトリミングする必要がありました。コイルは約1分ごとに形成され、その温度は1,000℃を超えるため、作業はスピードが求められるうえ危険を伴います。また、事故発生のリスクがあるほか、製品品質を安定して維持することも容易ではありませんでした。
プライメタルズ テクノロジーズのTrimRobは、ビジョンシステムと専用のトリミング用エンドエフェクターで構成されています。ビジョンシステムは、コイルリング数のカウント、絡みや重なりの認識に加え、搭載された制御ロジックを用いて、人の介在なしにトリミングおよびサンプリング作業を実行できる高度な機能を備えています。
現代製鉄唐津工場で実施した工場受入試験では、TrimRobがサイクルタイムの再現性向上に関する所定基準を満たすことが実証されました。同システムは、最大20ミリメートル径までの線材を対象に、多様な鋼種および強度条件下で処理できます。また、要求されたサンプリング量を下回ることはなく、目標量どおり、または冶金上の理由から1リング追加した量を確実に採取します。この性能は、5.5~20ミリメートルのすべての線材サイズに適用されます。
現代製鉄
現代製鉄は1953年に設立された韓国初の鉄鋼メーカーで、本社を韓国・ソウルに置いています。現代自動車グループ(Hyundai Motor Group)の一員として、自動車、建設、造船をはじめとする幅広い産業向けに、多様な鉄鋼製品を製造しています。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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