- ツインレードル炉の溶鋼処理能力は年間 480 万トン
- レベル 2 プロセスモデルにより高度なオートメーションを実現
- 転炉工場の年産能力は約 1030 万トンに増加
- 溶鋼処理を集約し、運転コストを大幅に低減
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、ロシアの鉄鋼メーカーである PAO セヴ ェルスターリ社(PAO Severstal:セヴェルスターリ社)チェレポヴェツ製鉄所の転炉製鋼工場向けに 新しいツインレードル炉を納入し、その最終検収書を受領しました。このレードル炉は 375 トンの溶鋼 を 45 分以内で処理することが可能で、溶鋼処理能力は年間 480 万トンに上ります。このレードル炉の 増設により、同工場の最大年産能力は以前の 950 万トンから約 1030 万トンに増強され、また、すべて の溶鋼処理を工場の 1 箇所に集約できるようになり、年間約 1000 万ユーロの操業コスト低減につなが ります。
ロシアのヴォログダ地方に位置するチェレポヴェツ製鉄所は、セヴェルスターリ社のセヴェルスター リ・ロシアン・スチール部門の一部で、世界最大の一貫製鉄・製鋼工場として、2017 年には粗鋼の年 間生産量約 1165 万トンを達成しました。生産された粗鋼は、熱延・冷延鋼板、亜鉛めっきおよびその 他のめっき製品、条鋼製品など、多岐にわたる最終製品の製造に使用されます。チェレポヴェツ転炉工 場には 350 トンの生産能力を有する転炉が 3 基ありますが、これまで、溶鋼の 2 次精練が可能なレード ル炉は、過去に当社が納入したレードル炉 1 基のみでした。
今回のプロジェクトで、当社は、ツインレードル炉、合金システム、除塵システムのエンジニアリング と、関連電気設備やオートメーション設備を含む主要機器の納入を担当しました。設置されたレベル 2 システムは同製鉄所のシステムにシームレスに統合されており、予め計算されたプロセスモデルを使用 することにより高度なオートメーションが可能になります。当社は、据付と試運転を監督したほか、ス タッフ向けの研修も実施しました。
セヴェルスターリ社は技術資料の作成と建設作業を担当し、この生産能力拡大プロジェクトに約 4300 万ユーロを投資しました。セヴェルスターリ社と当社は長年にわたり密接な協力関係を築いています。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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