- 湘潭鋼鉄の5m幅厚板ミルにおけるMULPIC冷却システムを近代化
- 高付加価値の新合金および厚板に対応し、冷却性能とスループットの向上を実現
- 着工は2026年春を予定
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、中国有数の高級厚板メーカーである湘潭鋼鉄(Xiangtan Iron and Steel)向けMulti-Purpose Interrupted Cooling(MULPIC)ラインの更新工事を新たに受注しました。本工事により、湖南省にある既設厚板ミルで高付加価値の新合金を圧延するために必要な冷却性能を実現し、同ミルのスループットを向上させます。
世界的な需要増への対応
湘潭鋼鉄は、造船、パイプライン、風力発電、水力発電、水素関連など、要件の厳しい用途向けの広幅の厚板製品を専門に製造しています。プライメタルズ テクノロジーズとの協業による既設ラインの更新を通じて、これら分野で高まる世界的需要への迅速な対応が可能となります。プロジェクトは短期間での完工を予定しており、2026年春に着工し、夏にかけて実施されます。
冷却性能の強化
本工事は、最大350ミリメートル厚の厚板に対する平坦度および機械的特性の向上を目的としています。MULPICによる板長・板幅全体にわたる均一な温度制御が、目標達成の鍵となります。プライメタルズ テクノロジーズは、新世代スプレーシステムの設計・供給・試運転に加え、プロセス制御の高度化を実現するレベル1およびレベル 2自動化の大規模更新により15年間稼働した既設設備の冷却性能を大幅に向上させ、高付加価値製品の生産体制を強化します。
湘潭鋼鉄
1958年に設立された湘潭鋼鉄は湖南華菱グループ(Hunan Valin Group)の傘下にあり、湖南省湘潭市に拠点を置きます。同社は製銑から製鋼、圧延までを一貫して手掛け、年間約1,200万トンの生産能力を有しています。国内ランキングによると、湘潭鋼鉄は世界最大規模の広幅の厚板製造拠点を運営しており、高級厚板の生産量では年間500万トンで首位を占めています。プライメタルズ テクノロジーズはMULPIC更新において豊富な実績を持ち、湘潭鋼鉄とは長年にわたるパートナーシップを築いており、5メートル幅厚板ミルも当社が導入しました。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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