- 転炉の更新により、鉄皮容積が拡大されプロセスが改善
- 炉体鉄皮、トラニオンリング、支持装置のヴァイコンリンク 2.0、支持ベアリング、傾動装置、底 吹き装置、新電気設備、および基本オートメーションシステム を新設
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、HBIS グループ・セルビア鋼鉄(HBIS Group Serbia Iron & Steel LLC : HBIS セルビア社)より、セルビア・スメデレヴォ市の同社生産拠点に おいて、プロセス改善と生産能力拡大を目的とした No.2 BOF 転炉更新工事を受注しました。炉体の鉄 皮容積を拡大することによってそれらの目的が実現されますが、周辺との接合部分を維持するために、 主要な外形寸法は同じままとします。そのため、BOF の炉台の変更や基礎工事は不要です。新しい転炉 の出鋼量は 105 トンに増大され、メンテナンスフリーの支持装置であるヴァイコンリンク 2.0(Vaicon Link 2.0)や新しい傾動装置などが新設されます。稼働開始は 2020 年の第 2 四半期を予定しています。
HBIS セルビア社は、熱間圧延および冷間圧延鋼材、スズめっき鋼板などを生産している南東ヨーロッ パの鉄鋼メーカーで、セルビア・スメデレヴォ市近郊のラディナツ村にあるスメデレヴォ製鉄所を生産 拠点としています。同製鉄所には 2 基の高炉設備があり、3 機の炉からなる転炉工場と連続鋳造の複合 設備で溶銑を溶鋼に精錬しています。圧延・プロセス工程は、熱間圧延機、薄板冷間圧延機、焼なまし および焼戻しユニットで構成されています。No.2 転炉の炉体鉄皮とトラニオンリングは、すでにその実 用耐用年限に達していました。
No.2 BOF 転炉の更新において、当社は、支持ベアリング間の距離を変えずに炉体鉄皮容積を拡大する ためのエンジニアリングを担当します。供給範囲は、取り外し可能な BOF 下部構造を備えた新しい炉 体、トラニオンリング、ヴァイコンリンク 2.0 支持装置、新しい支持ベアリングとそのハウジング、空 圧式非常用駆動装置を備えた新しい傾動装置、底吹き装置、スラグ残留処理用のダーツマシン、ならび にスラグ攪拌技術の装備です。当社はさらに、新しい傾動装置および既設の製鋼設備(合金鉄装置、移 送台車など)のための電気設備と新しいレベル 1 オートメーションシステムを供給するほか、据付工事 と関連のアドバイスサービスも担当します。旧 BOF 設備の解体工事と新設備の据付工事は、約 55 日間 で行われる予定です。 据付工事は地元のセルビア企業と共同で実施されます。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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