- 高強度低炭素鋼板の生産能力は年間 20 万トン
- 多様な最終製品をフレキシブルに生産、特にバッチ生産による小ロット製品に最適
- 高い平坦度と板厚精度、良好な表面品質を確保
- コンパクトな設計
Primetals Technologies は、メキシコの鉄鋼メーカーTalleres y Aceros S.A.社(Tyasa)から、メキシコ 中西部ベラクルス州イスタクソキトランのオリザバ製鉄所向けに新設の可逆式冷間圧延機(RCM)を受 注しました。この冷間圧延機は、薄板製品を含む Tyasa のラインナップ拡充戦略の一環としての設備投 資であり、2018 年初めに完工予定です。
この可逆式冷間圧延機は、年間 20 万トンの年産能力を持ち、高強度低炭素鋼板生産用として幅広い最 終製品を製造するために 4 段スタンド 1 基構成で設計されており、特にバッチ生産による小ロット製品 の製造に最適です。最大圧延荷重は 1,800 トン、入側板厚は 0.7~2.0mm、出側板厚は 0.3~1.0mm、板 幅は 900~1,650mm で、コイル単重は最大 32 トンです。プロセス機器と各種技術パッケージによって、 高い平坦度と板圧精度、さらに良好な表面品質が確保され、コンパクトな設計により、所定寸法外とな る圧延鋼板の発生を最小限に抑制しています。
Primetals Technologies は、本プロセスの機械設備、電気機器及び自動化設備を一括納入し、据付およ びプラント試運転の指導も担当します。正確な板厚制御を実現する重要部品である圧延荷重シリンダー (内蔵型高精度ポジショントランスデューサ、低摩擦シール、ガイディングロッドアセンブリ付)およ び他のコア部品は社内工場で製造し、徹底した試験の後で納品されます。高い平坦性確保のためには、 高度なワークロールベンダー、ワークロールのマルチゾーン冷却、連続平坦度測定に加えて平坦度自動 制御など特別な技術パッケージが投入されます。圧延鋼板表面のチリ等を吹き飛ばすエアパージをあらゆる圧延速度において効率的かつ確実に行なうよ うに、特別なエアノズル配置など設計が工夫されており、高い表面品質が得られます。さらに、圧延鋼 板の先端をクランプすることによって生じるコイルの偏心を補正する制御モデル(コイル・エキセント リシティ・コンペンセーター:CECO)を使用することにより、鋼板張力は定常化し、製品板厚の安定 と表面品質のさらなる向上が実現されます。
Talleres y Aceros S.A.社(Tyasa)は、1985 年に設立されたメキシコの民間鉄鋼メーカーです。同社は 中西部ベラクルス州オリザバ市近郊のイスタクソキトランにあるオリザバ製鉄所、さらにユカタン州の 州都メリダ市にあるメリダ製鉄所の2つの生産拠点を有しています。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies), は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。 当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、 原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。 当社は三菱重工グループ100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。 詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。www.primetals.com.
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