厚板冷却テクノロジー
オンデマンドウェビナー

ハイブリッド厚板冷却ソリューション — 費用の削減と品質の向上

鋼板メーカーが利益率向上において直面する課題の解決策として、 ハイブリッド厚板冷却ソリューションの導入により、大幅な生産コスト削減と最小限の資本投資での高い付加価値製品の製造範囲拡大を実現した中国鋼鉄の実例を紹介します。

ハイブリッド厚板冷却ソリューションでは、加速冷却とダイレクトクエンチング行うMULPIC®(MULti Purpose Interrupted Cooling)テクノロジーを、既存の冷却システムに組み入れます。 鋼板生産中に水冷却を使用して合金のコストを削減することは、特に新しいアイデアではありません。

しかし、最新のメカトロニクスとデジタル技術の活用で、既存の加速冷却を使用している厚板ミルでも、さらなるコスト削減が可能です。

 

こんな方々にお勧めします。

  • 厚板圧延機マネージャ―
  • 厚板圧延機メンテナンスマネージャー
  • 厚板圧延機プロセス
  • 厚板テクノロジーマネージャー
  • 厚板R&Dマネージャー
  • 厚板圧延機運転およびプラントマネージャー

キーポイント

  • 加速冷却システムの有る無しに寄らず、鋼板メーカーが直面する課題
  • 低投資のハイブリッド冷却ソリューションによる加速冷却とダイレクトクエンチングが課題を解決
  • 実例の紹介
  • 加速冷却を用いた製造コスト削減をデジタライゼーションが実現

 

パネリスト

ANDREW HARVEY

プライメタルズ テクノロジーズ プロセスおよび試運転部門責任者

プライメタルズ テクノロジーズでの勤務は30年を越えます。 ニューカッスル アポン タイン大学を卒業後、冶金技術者として連続鋳造部門でのキャリアをスタートし、 イギリスを拠点とする、厚板とアルミニウム事業のプロセスおよび試運転部門の責任者となっています。 世界中の多くの国で鉄鋼産業向け機械の設計、建設、試運転プロジェクトチームを率いてきました。 現在は、プライメタルズ テクノロジーズのオンライン冷却機「MULPIC®」のテクニカルセールスリーダーとして、厚板製品を生産するミルをあ担当しています。

 

 

JOSEPH LEE

Technical Manager Plate & Steckel Mills, Primetals Technologies

2005年にシェフィールド大学で材料科学および工学のMEngを修了し、プライメタルズ テクノロジーズに入社しました。

​ 入社後しばらくは、MULPIC®加速冷却装置を含む厚板圧延ラインのプロセス設計および試運転を担当しました。 世界中で10か所以上の様々な厚板ミル現場で試運転を行い、プラント新設時および既設プラント改修時に起きる課題の解決について幅広い経験を積みました。 その後、厚板ミルのプロセスおよび試運転部門を率い、新規プロジェクトの入札マネージャーに就任しました。

同時にクランフィールド大学スクール オブ マネジメントでMBAを取得し、戦略的および商業的な経験を広げ、お客様の投資を技術とビジネスの両面からサポートすることに役立てています。

市場の要求と鋼板メーカーの課題に対応するために、厚板ミル設備を最大限に活用しようと努めています。

 

モデレーター

SANDIP SAMANTA

Head of Technology & Innovation, Plate & Aluminium, Primetals Technologies

Sandipのプライプライメタルズ テクノロジーズでの勤務は25年を越えます。 技術とイノベーションの責任者として、Industry 4.0導入によりエンジニアリングソリューションを変革し、お客様の現在および将来の市場要件に適した戦略的な製品を開発、商品化することに情熱を注いでいます。 一流の工科大学であるインド工科大学カラグプル校で電気工学を学んだ後、金属産業でのキャリアをスタートしました。 Sandipは、世界中の複雑な圧延ミルプロジェクトにおいて、エンジニアリングおよび自動化システムのさまざまな経験を持ち、過去12年間、MULPIC®の開発において重要な役割を果たしてきました。