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ロンドン2022年2月 15日

ドイツ、HKM 向けレードルスタンド 2 基新設工事完工

  • 完全自動運転で、今後のさらなるデジタル化にも対応
  • 銅クラッド鋼製の炉蓋が耐用年数を延長し、高い品質を保証
  • 「リキロボ(LiquiRob)」システムの温度測定と無人サンプリングの安全性は最高水準
  • 新設備で操業コストを削減
  • 年間溶鋼処理能力は 520 万トン

プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、ドイツの鉄鋼メーカー、ヒュッテンヴ ェルケ クルップ マンネスマン社(Hüttenwerke Krupp Mannesmann GmbH)向けレードルスタンド 2 基新設工事の最終検収書(FAC)を受領しました。デュイスブルグ ハッキンゲンの BOF 転炉を備える 製鉄所に建設された加熱レードルスタンドは、完全自動運転で年間 520 万トンの溶鋼を処理し、今後の さらなるデジタル化にも対応します。銅クラッド鋼製の炉蓋を採用しているため、耐用年数が延び、鋼 材の高い品質が保証されます。「リキロボ(LiquiRob)」システムは、温度測定やサンプリングなど、 従来は人が行っていた作業を行い、操業の安全性を高めます。製鉄所の操業コストを削減する新設のレ ードルスタンドは、溶鋼のリン含有量も削減し、高い合金比率を実現します。

このプロジェクトで当社は、285 トンのレードルスタンド 2 基の設計、供給、据付を行いました。この 2 基は電気アーク処理も可能な設計で、転炉 2 基で生産される溶鋼に例外なく対応します。高品質銅ク ラッド鋼製の炉蓋と高性能な大電流システムがレードルスタンドの非常に高い稼働率を確保し、年間生 産量 520 万トンを可能にします。エネルギーは、高炉の炉頂ガスとコークスガスを電気に変換する、製 鉄所内の発電所から供給されます。また、2 基とも全自動温度・サンプリングマニピュレーター「リキ ロボ(LiquiRob)」を搭載しており、自動的に接続されるパージガスシステムも備えています。

レードルスタンドの主な役割は、タッピング温度を最大 50℃下げることによる転炉の耐火物消費量の削 減、鋼中のリン含有量の削減、高合金化度が必要な溶鋼の製造、製鉄に使用可能な銑鉄やスクラップの 選択肢増加、石灰使用の最適化、スラグ量の削減などです。.

レードルスタンド、電気システム、自動制御システムへの電力供給を行う高炉の変圧器も当社が供給し ました。レードルスタンドを転炉の下流にある生産ラインの非常に狭いスペースに据付けるには、複雑 なレイアウトと特殊なポータル設計が必要でした。当社はプロセス機器だけでなく、据付と試運転も担 当しました。

ヒュッテンヴェルケ クルップ マンネスマン社はデュイスブルグ ハッキンゲンで港湾、焼結プラント、 コークスプラント、高炉(2 基)、BOD 転炉(2 基)、VD プラント、円形連鋳機 2 基、スラブ連鋳機 2 基からなる一貫製鉄所を運営しています。生産する鋼種は 1,800 を超え、スラブと丸棒鋼併せて年間 560 万トンを生産する同社はドイツ有数の鉄鋼メーカーです。

プライメタルズテクノロジーズ製レードルスタンド(炉蓋は銅クラッド鋼製)

プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies)は本社を英国・ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラ ント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。当社は電機、オートメーション、デジタライゼー ション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網 羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重工およびパートナーの出資によるグループ会社で、 従業員数は全世界で約 7,000 人です。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト:https://www.primetals.com/jp