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London, 8月 03, 2022

フェストアルピーネ向けプロセス制御システム導入第1フェーズ完工

  • 近代化の第1フェーズが完工 - 今後数月で15フェーズを予定
  • 既存のソフトウェアライブラリの採用により、テスト作業とダウンタイムを削減
  • アップグレードにより、投資回収の確実性とシステムの可用性が向上
  • LD3製鉄所のプロセス制御全システムの近代化は2022年末までに完工予定

プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、オーストリア、リンツにあるフェストアルピーネ(voestalpine)のLD3製鉄所向けプロセス制御全システムの近代化を進めており、この度、第1フェーズを完工しました。第1フェーズでは、3つの転炉ラインのプロセス制御システムが更新されました。

投資回収の確実性と可用性が向上

プロセス制御全システム更新により、製鉄所の投資回収の確実性とプロセス自動制御システムの可用がともに改善されます。対象のプロセス制御システムが100を超えるこのプロジェクトは16のフェーズに分かれており、2022年末に完工する予定です。

近代化の第1段階は、3つの転炉ラインと上位転炉エリアの制御システムが対象でした。今後、二次冶金、スラブ処理、除塵装置などの更新を順次行っていく予定です。新しいプロセス制御システムの稼働前には、「デジタルツイン」と呼ばれる、生産システムの全機能を備えたデジタルシミュレーション環境でのテストを行います。

世界最大級のシステム

フェストアルピーネのLD3製鉄所の旧プロセス制御システムは、SIMATIC PCS 7システムをベースとし、多数のソフトウェアライブラリを保有しており、PCS 7ベースとしては世界最大級です。制御システム全体を更新しながらも、当社が既存のライブラリを引き継ぐことで全ユニットの重要な機能の大規模なテストに費やす時間を節約し、長時間のプラント停止を回避することができます。

詳細な文書化

新しいプロセス制御システムは、電子スペアパーツの調達を確保し、操作の信頼性を向上させ、最新のハードウェアとソフトウェアとの長期的な互換性を保証します。プロジェクトを通じての詳細な文書化により、変換後も既存のプロセス制御システムの証明書が有効であることを保証します。

欧州有数の鉄鋼メーカーであるフェストアルピーネは、自動車、電機、加工業界向けに鉄鋼を供給しています。リンツでは、コークスプラント、高炉、製鋼プラント、熱間・冷間圧延ライン、亜鉛メッキ・ストリップコーティングラインなどを備え、すべての生産工程を1箇所で行う完全一貫型の製鋼プラントを運営しています。

Primetals Technologies is modernizing the entire process control system at voestalpine’s LD3 steel plant in Linz, Austria.

プライメタルズ テクノロジーズは、オーストリア、リンツにあるフェストアルピーネの LD3 製鉄所向けプロセス制御全システムの近代化を進めています。

プライメタルズテクノロジーズPrimetals Technologiesは本社を英国・ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重工およびパートナーの出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。 

公式ウェブサイト: www.primetals.com.