長寿命高炉銅ステーブ
オンデマンドウェビナー

高炉銅ステーブの早期故障の防止

長寿命高炉銅ステーブ

高炉に耐火物の内張りをする冷却策で高炉の耐用寿命を延ばすには、内張りのダメージを修復する定期的なメンテナンスが必要です。 ここ20年間は、高炉の有効容積を増大させ、高炉メーカーがより長い期間投資回収を続けられるよう、高炉の寿命を延ばす銅ステーブの利用が普及してきています。 しかし銅ステーブは、技術的にも適用性にも優れている一方で、高炉寿命を縮める2つの故障メカニズムが認識されています。

  • ステーブの曲げ変形
  • ステーブの摩耗

この2つを解決すれば、高炉の安全で、最小限の停止時間での長期間の運転が可能になり、生産損失が回避されます。

どんな問題が起きるのか、 高炉およびステーブの設計に何が必要なのか、今までに分かったことをお伝えします。

テルニウム(アルゼンチン)が経験した課題、プライメタルズ テクノロジーズが開発し、実装した解決策、そして高炉メーカーに更なるメリットをもたらす技術の今後の展望を紹介する45分のウェビナーです。

 

こんな方々にお勧めします。

  • 高炉マネージャー
  • 高炉メンテナンススーパーバイザー
  • 高炉プロセス
  • プラントマネージャー

キーポイント

  • 銅ステーブ冷却要素の故障につながる具体的な状況
  • 故障している銅ステーブの特定、生産性における要課題、修理の難しさ、それに伴うメンテナンスコスト、生産損失
  • 世界をリードする技術での故障シナリオを回避と、お客様にイノベーションと価値をもたらす洞察

 

パネリスト

ED LONG

プライメタルズ テクノロジーズ 高炉冷却プロダクトオーナー

約10年前、高炉事業のプロセスエンジニアとしてキャリアをスタートしました。 以来、彼はヨーロッパとアジアでさまざまな冷却システムの設計と試運転を担当し、 その功績から、高炉冷却システムのプロダクトオーナーに任命されました。 現在、高炉冷却技術に関する課題の解決策を開発しています。

また、高炉プロセスに関するより深い情報が得られるよう、冷却要素に計測機器を組み込む方法を探求しています。

 

ROBERT MUSANTE

Manager Ironmaking Technology, Ternium Argentina

Roberto Musante 化学工学者であり、鉄鋼産業で22年の経験を持っています。 キャリアの初期にはオートメーションと制御に携わり、制御アプリケーションの数学モデルの実装に従事しました。 2004年、プロセスエンジニアとして製銑部門に移り、2006年にBF2の運用責任者となりました。 2009年に彼はr高炉技術の責任者として再びテクノロジーの分野に戻り、現在はテルニウム(アルゼンチン) における製銑技術全般を監督しています。 また、2010年以来、欧州高炉委員会のアクティブなメンバーであり、2017年にはシェフィールド大学から先進冶金学の修士号を取得しました。

モデレーター

COLIN MORRISON

Blast Furnace Product Sales and Marketing Manager, Primetals Technologies

Colin Morrison 製銑製鉄のプロセスエンジニアとしてほぼ30年前にキャリアをスタートしました。 世界中の高炉や酸素製鋼システムの設計と試運転に関わるとともに、関連する熱処理技術のビジネス開発にも携わってきました。 エンジニアリンググループで長く経験を積み、お客様に貢献する高炉ソリューションを開発、提案する開発するBlast Furnace Product Sales and Marketing Managerに任命されました。

現代の鉄鋼メーカーのニーズに応える製品でお客様の資産価値向上に努めています。