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ロンドン, 1月 24, 2022

インド、JSW スチール向け連鋳機を含む溶解工場新設工 事を受注

  • カルタナカ州トラナガルのヴィジャヤナガル製鉄所に溶解工場を新設し年間 500 万トン増産
  • 高品質な炭素鋼を生産
  • BOF 転炉、レードル炉、スラブ連鋳機を含む受注
  • ガス洗浄・除塵システムで高い環境水準を確保

プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、インドの鉄鋼メーカー、JSW スチール (JSW Steel Ltd.)の 100%子会社である JSW ヴィジャヤナガル メタリックス(JSW Vijayanagar Metallics Limited)がトラナガルのヴィジャヤナガル製鉄所に新設する第 4 製鋼所向け設備を受注しま した。受注内容は、BOF 転炉 2 基、レードル炉 2 基、ガス洗浄・除塵システム、スラブ連鋳機 2 基、レ ベル 1 およびレベル 2 自動制御システムです。新設溶解工場の年間生産能力は 500 万トンで、主な製品 は高品質の炭素鋼です。ヴィジャヤナガル製鉄所の生産能力を拡大する大型プロジェクトの一環であ り、当社はエンジニアリング、機器供給、据付・試運転の指導を担当します。

350 トン BOF 転炉 2 基は、メンテナンスフリーの Vaicon ラメラサスペンションシステム、ウォーター コーンおよびバレル空冷を採用しており、サーモグラフィ式自動スラグ識別システム「SlagMon」を含 むスラグストッパー、クイック交換式酸素上吹きランス、Lomas 転炉排ガス分析システムを装備する予 定です。乾式ガス洗浄システムにより、スタックでのダスト含有量は 10mg/Nm³に低減されます。蒸気 式熱回収システムがエネルギー効率を向上させ、二次除塵システムが作業区域と屋上への排出を抑えま す。350 トンレードル炉 2 基には、銅メッキされた電極アームと電極制御システム「Melt Expert」が装 備される予定です。

2 ストランドスラブ連鋳機 2 基は、幅 900〜1,650 ミリメートル、厚さ 220 ミリメートルと 260 ミリメ ートルのスラブを生産します。凝固完了長は 34.5 メートルです。超低炭素鋼から高炭素鋼、深絞り 鋼、構造用鋼、建築用鋼、HSLA 鋼、微細低合金鋼、帯鋼、高ケイ素電磁鋼など、さまざまな鋼種に対 応します。

連鋳機は、湯面レベル制御システム「LevCon」、油圧鋳型オシレータ「DynaFlex」、湯漏れ検知シス テム「Mold Expert」、オンライン熱力学相変換モデル「DynaPhase」などの先進技術パッケージをフ ル装備しており、スラブ品質を最大限に高めます。また、最新設計の軽圧下システム「DynaGap Soft Reduction 3D」を全セグメントに採用し、冷却には「Dynacs 3D」、オンラインでスラブ品質を評価す る「Quality Expert」も搭載しています。溶解工場と連鋳機はともにインダストリー4.0 に対応していま す。

LOMAS はプライメタルズテクノロジーズの登録商標です。

3D-image of converters by Primetals Technologies for JSW, India

インド JSW スチール向けプライメタルズテクノロジーズ製転炉 3D イメージ

JSWスチールは、130億米ドル規模のコングロマリットであるJSWグループの主力事業です。インド有数の民間企業であるJSWグループは、 製鉄の他、エネルギー、インフラ、セメント、塗料、スポーツ、ベンチャーキャピタルなどの分野でも事業を展開しています。JSW スチール は 2021 年に「働きがいのある会社」に認定され、強力な文化的基盤を持つ、トップ 100 社に入る大きな可能性を持つ組織として浮上しまし た。過去 30 年間で、一つの製造ラインから、インドと米国で共同支配下の設備も含め年間 280 万トンの生産能力を持つインド有数の総合鉄鋼 会社に成長しています。次の成長段階へのロードマップでは、2025 年度までに年間 3,750 万トンの鉄鋼生産能力達成を目標としています。カ ルナタカ州トラナガルのヴィジャヤナガルにある製造部門は、インド最大の単一拠点での鉄鋼生産施設であり、年間 1,200 万トンの生産能力 を有しています。JSW スチールは、常に最先端の研究とイノベーションを行っています。日本の JFE スチールとの戦略的提携により、JSW ス チールは最新鋭技術を利用し、高価値の特殊鋼を顧客に提供しています。 これらの製品は、建設、インフラ、自動車、電気製品、家電製品な ど、あらゆる産業や用途で幅広く使用されています。 また、その優れたビジネスと持続可能性の実践で広く認められており、世界鉄鋼協会の 鉄鋼サステナビリティチャンピオン(2019 年から 2021 年まで連続)、CDP のリーダーシップ評価(A-)(2020 年)、TQM のデミング賞 (2018 年ヴィジャヤナガル、サレム 2019 年)などを受賞しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)の新興国 市場部門(2021 年)、S&P グローバル・サステナビリティ・イヤーブック(2020 年、2021 年連続)にも掲載されています。インド企業とし ては唯一、2008 年から 13 年連続でワールド・スチール・ダイナミクスによる世界の鉄鋼メーカー上位 15 社にランクインしています。責任あ る企業市民として、JSW スチールは炭素削減目標をパリ協定のインドの気候変動に関する公約に沿ったものとしています。

プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies)は本社を英国・ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラ ント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。当社は電機、オートメーション、デジタライゼー ション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網 羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重工およびパートナーの出資によるグループ会社で、 従業員数は全世界で約 7,000 人です。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト:https://www.primetals.com/jp