Finex®

FINEX®

FINEX® — 革新的で、環境にやさしい製銑

FINEX®は、微細な鉱石と非粘結炭を直接利用する画期的な製鉄プロセスです。

FINEX®プロセスでは、微粒鉱石をカスケード状に配置された流動床反応器の最上部に直接投入し、溶融ガス化炉で石炭をガス化して得る還元ガスでの加熱・還元により、直接還元鉄(DRI)を製造します。 DRI 微粉は、熱間圧縮鉄に加工され、溶融ガス化炉上方部にある充填ビンに高温のまま移送されて溶融ガス化炉に投入され、そこで溶融が行われます。 出鋼された製品 (液体溶銑) は、高炉や COREX® プラントで生産される溶銑と同等の品質です。

FINEX®の特長

経済的なメリット
FINEX®プロセスの特徴の一つは、安価な原料(微粒鉱石、安価な石炭)を使用できるため、高炉ルートに比べ、設備投資、生産コストともに大幅に低減できることです。 年産150万トンのFINEX®プラントは、年産300万トンの最新型高炉よりもコスト効率よく溶銑を生産します。 また、酸素や発電所を考慮すると、FINEX®プラントは高炉ルートに比べて、資本金では約20%、運転コストでは約15%低くなっています。

 

少ない環境負荷

鉄鉱石と石炭を直接投下FINEX®は、コークス炉プラント、焼結プラント、高炉本体からなる高炉ルートと比較して、環境適合性が非常に高くなります。

FINEX®は、すでに製銑業に適用される最も厳しい環境法令に準拠しています。

詳細はこちらから統合プラントとソリューション

FINEX®向け ECO ソリューション — リソースの節約と価値の創出

当社のコンピタンスについての詳細は、対応する各リンクからご覧いただけます。 

ガス洗浄

ECO コンサルティング

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最新テクノロジーによる新しい体験

プラントのタイプ:Finex® F-2.0Mプラント
顧客: POSCO Pohang Works (韓国)

当社ソリューション
2007年に FINEX® F-1.5M プラント導入に成功した後、POSCO は 年間溶銑生産量200万トンのFINEX® F-2.0M プラント建設により、プラントを次のレベルに引き上げる決定をしました。 FINEX® F-2.0M プラントは、2014年1月に稼働を開始しました。 FINEX® F-2.0M は、最適化された設計と操作性の向上により、投資と運用コストを最小限に抑え、環境効率を最大化する、最先端の溶銑生産の次のステップとなる設備です。 費用対効果の面でFINEX® F-2.0M プラントは、世界でもっとも近代的で経済的な高炉の1つと考えられている POSCO高炉をも上回っています。

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