張力作用下でのストリップ形状測定
熱間圧延では、圧延中のストリップ形状測定の必要性が高まっています。 光学式ストリップ形状計測装置は開発されていますが、ストリップに張力が作用している条件下での計測はできません。
プライメタルズ テクノロジーズはこの課題を解決するLooper Shape Meter (LSM)を開発しました。
Looper Shape Meter(LSM)は、仕上圧延機の間に設置され、従来のルーパーに置き替わり、ストリップに直接接触してストリップ形状を測定します。 この装置はストリップの幅方向に並んだ7つのセグメントで構成され、それぞれに備えられたトルクメータで張力分布を高精度で測定します。 このため、ストリップに張力が作用していても、ストリップ形状を計測することができます。
LSMは、ストリップ形状をモニタリングし、安定した通板を実現するだけでなく、生産性の向上にも役立ちます。 さらに、自動制御システムとの組み合わせで、ストリップ形状の制御を容易にします。
Looper Shape Meter (LSM)の導入利点
- 連続ストリップ形状計測: 光学式装置では対応できない張力が作用する定常圧延部を含めて、ストリップの先端から後端まで全長にわたり形状を計測可能
- 過酷な条件下でもストリップ形状を安定計測: 熱、飛散水、高湿度といった熱間圧延の厳しい環境に耐える設計を採用
- 自動制御システムによるストリップ形状制御: ストリップ形状をモニタリングし、安定した通板で生産性を向上。 自動制御システムとの組み合わせでストリップ形状制御を実現。 計測データはベンディングシリンダの制御に活用され、より良好なストリップ形状を達成。
