熱間圧延油による熱延操業の最適化
熱間圧延油(ワークロール潤滑/Work Roll Lubrication: WRL)システムは、特に熱延ミルやArvedi ESPプラントにおける主要な課題に対応するためのソリューションです。 ワークロールとストリップ間の摩擦係数を低減することで、圧延荷重を大幅に低減します。 また、ワークロール表面の品質を改善させることで、 鋼板品質と操業効率の向上を実現します。 革新的な設計により、圧延油使用中でも通常のワークロール冷却が継続でき、ロール冷却機能を損なうことなく最適な操業状況を維持します。
熱間圧延油システムは、特許取得済みの混合ノズルユニットを備えており、水と油のエマルジョンをワークロールの入側に直接噴霧します。 これにより摩擦係数が低下し、圧延荷重が大幅に減少します。 また、これまでのワークロール冷却も維持しながら、最適な潤滑をおこなうため、鋼板表面品質の安定にも寄与します。 さらに、新開発のノズルビームにはクイックカップリングが組み込まれており、メンテナンスが迅速化され、ダウンタイムが最小に抑えられます。
熱間圧延油システムの導入利点
- 圧延荷重の低減: 効果的な摩擦低減による圧延荷重の削減
- 省エネルギー: 圧延荷重とトルクの低減による駆動エネルギーの大幅削減
- ストリップの品質向上: ワークロール表面の状態改善による鋼板品質向上
- ロール冷却の継続: 潤滑中も通常のワークロール冷却を維持し、最適な操業状態を確保
- 効率的なメンテナンス: クイックカップリングによるノズルビームの迅速なメンテナンス
