VD、VD-OB、VODプラント - 最高のコスト効率を実現する真空プラント
真空脱ガス(VD)技術は、プラント稼働率の最大化、装入サイクル時間の最短化、原単位の低減、高品質な鋼の生産の基盤となるものです。 真空脱ガス装置は、窒素・水素・酸素の除去および脱硫・脱炭に使用されます。 極低炭素が必要な場合は、 追加で酸素ランス(VD-OB)も使用できます。 VD/VD-OBで鋼を処理することにより、炭素、酸素、窒素、水素、硫黄の含有量を減少させ、厳しい要件を満たすことができます。 高品質ステンレス鋼の生産には、真空酸素脱炭(VOD)プラントが使用されます。 ステンレス鋼および特殊鋼グレード向けの真空レードル脱ガス(VLD)プラントは、世界各地のマイクロミル、鍛造工場、鋳造工場で操業されています。
高品質鋼向けVD/VD-OBプラント
VDプラントで真空処理をすることで、溶鋼の組成に応じた様々なプロセスを経て、鋼中の窒素・水素・硫黄・炭素・酸素の含有量を効率的に減少させます。 VDプラントは高品質な鋼を生産する最適なソリューションです。 真空合金ホッパーにより、成分の調整が可能です。 VDプラントのレードル(取鍋)には、約600~800ミリメートルのフリーボード(鍋深さの余裕)が必要です。 極低炭素の高品質鋼を生産する場合、強制脱炭用に追加の酸素ランス(VD-OB)使用することができますが、約1200ミリメートルのフリーボードが必要となります。
VODプラント: ステンレス鋼生産における炭素と窒素の低減
ステンレス鋼の生産に使用されるVODプラントにも、VD-OBと同様に酸素ランスが備えられており、鋼中の炭素と窒素含有量を減少させることができます。 VODプロセスは、高い合金歩留まりを実現します。 VODプラントのレードルには、ステンレス鋼生産のプロセス要件に対応するため、1200ミリメートル以上のフリーボードが必要です。
VLDプラント:コスト効果の高い2次精錬
VLD(真空レードル脱ガス)プラントは、特に5~20トンの小さなヒートサイズの2次精錬に理想的なソリューションです。 Dörrenberg Edelstahlとプライメタルズ テクノロジーズの共同研究開発プロジェクトにより開発されたVLDプラントでは、特殊鋼やステンレス鋼の生産にも対応し、VDプラントやVODプラントで可能な全てのプロセスを経済的に行うことができます。 VLDプラントは、世界各地で操業されており、特にマイクロミル、鍛造工場、鋳造工場において、様々な用途に対応したコスト効率の高い2次精錬を提供しています。
当社 の画期的な自動化ソリューションは、RH、VD/VOD、LF/LTS プラントにおいて、製品品質の向上、生産性の最大化、コストの最適化を実現します。 高度なクローズドループプロセス制御とインテリジェントオペレーターガイダンスにより、エネルギー消費量と処理時間を削減するとともに、安定的かつ再現性の高い鋼品質を提供します。 Metals Intelligence プラットフォームによりデジタル化を推進し、統合品質管理とデジタル支援を通じて、データに基づく意思決定と卓越した操業を実現します。 モジュラーソフトウェアアーキテクチャにより、継続的なシステムのアップグレードやカスタマイズが可能となり、特定のニーズに柔軟に対応できます。 さらに、レードルトラッキングや最適化などのイントラロジスティクスソリューションにより、操業が合理化され、高い効率性が実現されます。
真空脱ガスプラントの利点
- 安定した製品品質: 安定した再現性の高い鋼品質を実現
- 生産性の向上: リソースを最適化しながら歩留まりと処理量を最大化
- コストの最適化: 包括的な原料計算とエネルギー消費量の削減により、生産コストを削減
- 高度なプロセス制御: クローズドループプロセス制御とダイナミックプロセス最適化によるメリット
- モジュラーソフトウェアの柔軟性: モジュラーソフトウェアアーキテクチャにより、特定のニーズに対応したシステムのカスタマイズとアップグレード
- インテリジェントオペレーターガイダンス: 革新的なセンサーシステムとエキスパートシステムで操業効率を改善
- 各種消費量の削減: サンプリング数、測定装置、エネルギー消費量の削減
- 工場内ロジスティクスの強化 :レードルのトラッキング、スケジューリング、最適化により効率改善
