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CGL No. 2 at Baosteel Zhanjiang Iron & Steel Co. Ltd

ロンドン2016年7月 14日

Primetals Technologies、中国の宝鋼湛江鋼鉄向け 連続めっきラインが本格的稼働

  • 鋼板の処理能力は年間 46 万 5,000 トン
  • 家電製品から自動車に至る幅広い鋼種に対応して中国南部、東南アジア市場へ供給

 

Primetals Technologies が中国の宝鋼湛江鋼鉄有限公司(Baosteel Zhanjiang Iron & Steel Co. Ltd.)に 供給した第 2 連続めっきライン(CGL No.2)が、ファーストコイルの生産に成功し、本格的な稼働を 開始しました。幅広い鋼種に対応し、年間 46 万 5,000 トンの鋼板処理が可能な最新鋭のめっきライン で、同社は今後、中国南部および東南アジア市場に向け家電製品から自動車用に至る多様な鋼種を供給 していきます。

 

この連続めっきラインは、Primetals Technologies Japan が 2013 年 8 月に受注したものです。 めっき処理の対象となる鋼種は、CQ、DQ、DDQ、EDDQ、SEDDQ、440-590 CQ、390-440 DQ、440 DDQ、340 BH および 590 DP 鋼と幅広く、幅 900 mm~1,860 mm、厚さ 0.45mm~2.3 mm までの鋼板 処理に対応します。なお、この設備に隣接する第 1 連続めっきライン(CGL No.1)も Primetals Technologies Japan が供給したもので、こちらも稼働を開始しています。

 

今回のプロジェクトでは、Primetals Technologies Japan は、焼鈍炉、アフターポット冷却装置、各計 装装置、ソフトウェアの供給に加え、据付けと試運転の指導およびオペレーターのトレーニングを担当 しました。電気機器については、宝鋼集団有限公司(Baosteel Group Corporation)の子会社である上海宝信軟件 股份有限公司(Shanghai Baosight Software Co., Ltd.:BAOSIGHT)が、また、ラインのその他機械設 備については、同じく宝鋼集団の子会社である宝鋼工程技術集団有限公司( Bao Steel Engineering & Technology Group Co., Ltd.:BSEE)がそれぞれ供給を手掛けました。宝鋼集団は世界有数の鉄鋼コングロマリットです。年間鉄鋼生産量は約 4,330 万トン(2014 年実績) で、中国国内はもちろん、国際市場向けに高品質の製品を供給しています。設立は 1998 年 11 月。 宝鋼湛江鋼鉄は宝鋼集団のグループ会社で、拠点となる一貫工場は広東省の港湾都市、湛江に新設され、 現在も拡張中です。設立は 2012 年。

 

Primetals Technologies Japan が供給した中国・湛江鋼鉄の第2連続メッキライン

 

Primetals Technologies, Limited:金属鉄鋼産業における世界的なリーディング・カンパニーであり、この分野の広範な企業のライフサイク ル・パートナーです。本社を英国・ロンドンに置き、電機、オートメーションおよび環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービス の一式を提供しています。その商域は、鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、広く非鉄分野部門をもカバーし、最新の圧延ソリューショ ンをお届けしています。当社は三菱重工グループで、株式会社日立製作所および株式会社 IHI が資本参加する三菱日立製鉄機械と、シーメン ス・グループのシーメンス VAI メタルズテクノロジーズ社の統合により 2015 年 1 月に発足しました。出資比率は三菱日立製鉄機械が 51%、シ ーメンスが 49%です。従業員数は全世界で約 7,000 人。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト:www.primetals.com