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  • ロンドン2021年12月 07日

    中国の HBIS 集団向け BOF 転炉から更新の KOBM 転炉 が稼働開始

    プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)が HBIS 集団邯鄲鋼鉄(HBIS Group Handan Iron and Steel 以下、HBIS 集団)の中国河北省邯鄲にある同社製鉄所の既設 BOF 転炉から更 新した KOBM(Kombinierter Oxygen Blown Bottom Maxhütte)転炉が稼働開始しました。BOF 転炉に 比べ、KOBM 転炉は上底吹きの複合転炉であるため、鋼浴の撹拌性が向上し、冶 金反応がより平衡に 近づきます。また、生石灰インジェクションにより、迅速なスラグ生成と、優れ たプロセスおよびスロ ッピング制御が実現します。よって、吹錬処理時間が短縮され、出鋼時の溶鋼中 の炭素-酸素平衡値が 低下し、スラグ量とスラグ中の酸化鉄量低減により歩留まりが改善され、含有物と 不純物を最小限に抑 えた清浄度が一層高い鋼を溶製できるようになります。向上し た鋼質は、特に自動車産業のニーズに沿 っています。その上、この新しい転炉は、出鋼時の取鍋添加物の ほかに、生石灰添加にかかるコストも 節減します。

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  • ロンドン2021年12月 02日

    中国、梧州永達鋼鉄向け新型電気炉 EAF Quantum とレ ードル炉が完工

    プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は中国の鉄鋼メーカー、梧州永達鋼鉄有限 公司(Wuzhou Yongda Iron and Steel Co. Ltd. 以下、梧州永達鋼鉄)より、広西チワン族自治区烏州市 の新規プロジェクトに納入した新型電気炉 EAF Quantum およびツインレードル炉の最終検収書(FAC) を受領しました。EAF Quantum は、様々な組成や品質のスクラップに対応するよう設計されています。 スクラップは予熱されるので、電気炉に必要な電力量が大幅に低減し、操業コストと CO2排出量の両方 が削減されます。ツインレードル炉では、目的とする鋼種と鋳造温度の正確な設定が可能です。

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  • ロンドン、ウィーン2021年11月 30日

    プライメタルズテクノロジーズと YARA Environmental Technologies が Acciaierie d´Italia プラント向け排ガス処 理システムを受注

    共にオーストリアを拠点とするプライメタルズ テクノロジーズ オーストリア(Primetals Technologies Austria GmbH 以下、PT)と YARA Environmental Technologies GmbH(以下、YARA)によるコンソ ーシアムは、イタリアの Acciaierie d'Italia(以下、Acciaierie)より同社のタラントにある第 2 発電所の 160MW ボイラー3 基向け排ガス処理(FGT)システムを受注しました。PT が脱硫と除塵システムを担 当し、YARA は新しいエコノマイザーと SCR(selective catalytic reduction 選択的触媒還元)脱硝シス テムを担当します。FGT システムの 1 号機は 2022 年の第 4 四半期に運転開始予定、続く 2 号機、3 号 機も順次運転を開始する予定です。

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  • ロンドン2021年11月 25日

    中国、宝山鋼鉄向けラミナー冷却設備更新工事完工

    プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、宝山鋼鉄股份有限公司(Baoshan Iron & Steel, Co., Ltd. 以下、宝山鋼鉄)の中国、上海の生産拠点にある 2,050 mm の熱間圧延機に設置された、 ラミナー冷却システム更新工事を完工し、最終検収書を受領しました。これにより宝山鋼鉄は製品ライ ンアップを拡充し、最大板厚 19 mm の高靭性低温用鋼ラインパイプや、板厚 2~8 mm の二相鋼・多相 鋼などを生産します。尚、本プロジェクトは、パンデミックのため、リモートで行われました。

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  • ロンドン2021年11月 23日

    福建鼎盛鋼鉄で EAF Quantum とアルベディ社 ESP を組 み合わせた環境配慮型ミニミル稼働開始

    中国の鉄鋼メーカー、河南亚新鋼鉄鋼鉄集団有限公司 (Henan Yaxin Steel Group Co., Ltd. 以下、河南 亚新鋼鉄)が同社福建鼎盛(Fujian Dingsheng)プラントで、新型電気炉 EAF QUANTUM 2 基とアルベ ディ社 ESP1基を組み合わせた環境配慮型ミニミルの稼働を開始しました。電気炉の最大出鋼量は各 115 トンです。このミル構成は、従来の生産方式と比べて CO2を 85%削減します。アルベディ社 ESP の年間生産量は 250 万トンで、板厚 0.8 ミリメートルの薄さに圧延します。これにより、河南亚新鋼鉄 は冷間圧延プロセスを経ずに生産した高品質で、一度の加熱で直接生産された極薄コイルの市場投入が 可能となります。

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