厚板ミル

厚板ミル — 大出力と高精度が両立

高品質な厚板では冶金精度がその要ですー合金レベルの高強度とじん性によって、コストを抑え、溶接性を維持します。構造に問題なく適合することができるようにするため、全幅について正確な厚さおよび安定した平坦さもまた重要です。厚板を生産されるお客様が成功するには、ミルはその中心となる圧延スタンド以上に重要な機器になります。特に冷却および平坦化の補助プロセスは品質にとって不可欠で、プロセス管理は効率的な設備運用のカギを握ります。生産およびエンジニアリング以外でも、課題はあります。-すなわち、あらゆる業界において、安全確保が最も重要なアプリケーションであり、また最も要求レベルの厳しい最終ユーザに製品を提供することです。この市場で挑戦を続けておられるお客様が、信頼のおける専門的パートナーを求めておられるのであれば、そのパートナーこそがプライメタルズテクノロジーズです。

提供範囲:

  • 厚板ミル - 粗ミル、仕上げミル、エッジャー
  • 板形状制御向けペアクロス
  • ロール磨耗対応のロールシフト
  • 油圧 AGC
  • パスライン調整用プッシュアップシリンダー
  • 油圧 AWC 付き低ヘッドタイプエッジャー
  • 圧延中の制御冷却
  • 熱間厚板レベラー
  • 冷却床
  • 仕上げラインシヤ
  • ダブルサイドトリミングシヤ
  • スリッティングシヤ
  • 分割シヤ

プロセスノウハウ

厚板ミルの設計は、メカニカルエンジニアリングの領域において、かなり大変な任務で、高い運転効率と冶金機能の確保とを両立させる特殊で独自な設計となります。厚板製品の特性は、圧延過程で施される変形や温度によりますが、これは単体ミルで広範にわたる鋼材を柔軟に圧延するための対応機能をレイアウトとマシンパラメータに組み込む必要があることを示しています。これらの設計要素は常時適切にしておく必要があります。そのためには、冶金プロセスをよく理解することと、完全な堅牢設計にするための熟練性を要します。プライメタルズテクノロジーズ は、他社に比べより多くの経験を積んでおり、最新の幅広厚板ミルを供給することが可能です。
 

設計成功のためのツール

  • 個別プロセスモデル (関連する冶金モデル、ロールバイト部の挙動や熱伝導モデルの組み込み)
  • 設備設計方法 (最適な変形温度パスで設備利用の最大化)
  • 有限要素解析およびシミュレーション (設備性能を実証および最適化する、最新のエンジニアリングツール)

​​最新テクノロジー

最適設計で設置される厚板ミルは、技術の成熟と改善に加え、変化する市場の中で長期操業を保証する必要があります。持続可能な設備運用のカギとなるのはモジュラー型テクノロジーで、時間とコストの両面において可能なかぎり効率的に、アップグレードを実現します。機械設計からプロセス制御、測定まで、プライメタルズテクノロジーズ の幅広いエンジニアリングの統合スキルにより、当社は厚板ミルを長期使用可能な設備とするメンテナンスおよび設備開発において、お客様の最適なパートナーです。モジュラーアプローチの可能性は広範囲にわたっています。将来の市場拡大をにらんで少量市場から製鉄業への参入を図る場合、あるいは既存の製鉄会社による新製品市場向けの製品投入などの場合への適用が想定されます。お客様のビジネスの将来を確かなものにすることは、設備供給者にとっては最大の課題ですが、厚板ミルでは、プライメタルズテクノロジーズがお客様のパートナーとしてその責務に対応致します。
 

最新テクノロジ-の例

  • MULPIC® 多目的遮断冷却システム
  • スケール除去テクノロジ
  • プロファイルおよび平坦度制御テクノロジ
  • 変換監視
  • レベラーテクノロジ
  • シヤテクノロジ
     

プライメタルズテクノロジーズは焼きならしの熱処理ラインに加え、焼き入れ焼き戻しのラインも提供します。続きをご覧ください。
 

    • 図1- 厚板ミル
    • 図2-遮断冷却は、高強度開発に不可欠
    • 図3- マニピュレータは厚板の方向を90°変更可能

統合型プロセスモデルにより、鋼板の柔軟および経済的生産に関する今日の需要は、技術プロセスモデリング、高性能制御システムをベースとする電気およびオートメーションソリューションならびに総合熱間圧延テクノロジでのみ対応可能です。

そのため、電気およびオートメーションソリューションは、新規および難しい要件に対応し、信頼できる、再生可能な品質によって、鋼板をこれまで以上に正確に生産できるようにサポートします。


これらの要件の対応に当たり、当社では、以下のシームレスな統合によるインダストリー 4.0 への対応が特長となっているソリューションを提供します。

  • 生産管理システム (レベル3)
  • ニューラルネットワークを含む、モデルベースのプロセスオートメーション (レベル2)
  • 先進オートメーションソリューション (レベル1)
  • 最強力ミル駆動による高いスループット
     

これらに圧延プロセスに関する深い知識とを組み合わせることにより、以下を実現します。

  • 熱機械圧延向けのダイナミックバッチ処理および先進インターリーブ
  • 冷却床の充電最適化を含むミルペーシングによるスループットの向上
  • 先細圧延による長尺での厚さプロファイルおよび幅広サイズ圧延シーケンス中の幅の高精度管理を実現
  • 分かりやすいヒューマンマシンインターフェイスを活用した作業要員の最適サポート
  • 組込み式システム診断装置による効率的メンテナンスと品質保証
  • ソフトウェアランドスケープのモジュラー型デザインによる理解およびメンテナンス時間の最小化

当社からお客様へビジネスへの3つの提案

  • プラントデザインを支えるプロセスノウハウは冶金品質と運転効率を確実にするものです。
  • コンセプトを運転資産に変換するには顧客とサプライヤーが共通の目標を共有できるように協力が必要です。当社の優れたプロジェクトマネージメントと協業的アプローチを通じて、全てのパートナーの早期投資回収益を実現します。
  • 持続性のある厚板ミルとは、迅速かつ適正コストで導入可能で、しかも時が経過しても開発可能なものです。鍵となるモジュラーテクノロジーと研究開発努力が既存のミルの機能を高め、個別かつ進化する市場ニーズに具体的に応えます
     

プロジェクトの協業

設計のコンセプトを確認した後には、その実現に向けた協業プロセスに入ります。
当社のコアスキルであるプロジェクトマネジメントにおいては、最も協業的なプロジェクトは最大の成功を収めるという経験則があります。
プロジェクトにおいてお客様とサプライヤーがお互いを理解し、尊重し合うことにより、協業が成功します。

新設ミルの制作、据え付け、コミッショニングにおいて、共有された計画は両者に最速で収益をもたらし、プラントの稼働中は共に働くという適切な関係を構築します。この原理はプロジェクトの規模に関わらず、そのプロジェクトが新設全体あるいはラインの一部に関わらず、真理であります。
 

プロジェクト

  • 参考実績
  • 原理の共有
  • ライフタイムサービス
  • ファイナンスへのアプローチ
     
    • Fig.1-プレートミル
    • Fig.2-スリッティング、幅カッティング用ダブルサイドシヤー
    • Fig.3- ホットプレートレベラー

厚板ミル向け統合型プラントおよびソリューション — 経験が物を言う

弊社のコンピタンシについての詳細は、以下のリンクからご覧ください: